「本好きの下克上」を人生で一度は読んでほしい作品として全力でお勧めする理由【このライトノベルがすごい!殿堂入り】

雑記

子供の頃から物語や漫画が好きで、
大人になった今でも暇さえあればアプリで漫画を読みまくっているまなです。

今回は、そんな私が10年ぶりくらいに激ハマりした作品を紹介します。

本好きの下克上 司書になるためには手段を選んでいられません」

最新刊、本日発売されました。

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どのくらいハマっているかというと、
最初は1週間に1冊くらいのペースで読んでいたところ、
熱中しすぎて、途中から1日か2日に1冊くらいのハイペースで読み終わって
次の新刊を楽しみにしているくらいのハマり具合です。

さらに、他の人にもこの作品の良さを知ってもらいたくて、
実際に私のいとこにおススメして初めの1巻を貸したところです。

「本や漫画を読んで充実したい」
「最近、活字離れをしている」
「異世界転生ものってどれも似たようなものでつまらない」

こんな風に思っている方、特におススメな作品です。

また、学生、社会人、家庭がある方それぞれの立場で共感できるポイントや
ハリーポッター、モンスターハンター、十二国記が好き、
ざっくりと異世界転生もの、ファンタジー、グルメ、本が好き、知識欲があるという方にも
ハマる要素がもりだくさん

本好きの下克上」がどんな作品なのか、ハマる要素は何なのか、
詳しく解説
していきます。

作品を既に知っているよって方も共感していただける内容があると思うので
ぜひご覧ください。

「本好きの下克上」とは

作品概要

作者:香月美夜
小説投稿サイト『小説家になろう』に2013年9月~2017年3月まで投稿され、
全五部677話で完結済

作品紹介

キャッチフレーズは、
本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー

本好きの主人公が不慮の事故で亡くなり、大好きな本が手に入らない世界の5歳の女の子に転生
本を読むために一から本作りに奮闘する話です。
ただの本作りの話だと思いきや、魔力を学ぶ貴族院に通ったり、
素材を集めるために魔獣を狩ったり、
人の思惑が絡み合う闘争があったりと
バリエーション豊かでかなり読みごたえがある作品となっています。

作品への評価

このライトノベルがすごい!単行本部門
2017年5位、2018年~2019年1位、2020年~2021年2位、2022年3位、2023年1位

7年連続で高ランク入りをしており、うち3年は1位を獲得し殿堂入りしています。

また、キャラクター部門においても
主人公マイン(ローゼマイン)と主要キャラクターであるフェルディナンドは
たびたびランク入りをしており、キャラクターも人気であることが分かります。

作品媒体

小説

TOブックスで第一部~第五部まで出版中
現在、本編31巻まで既刊(2022年12月10日に最新刊発売
ほか、外伝や短編集も有

漫画(コミカライズ)

第一部 全7巻  作画:鈴華
第二部 既刊7巻 作画:鈴華
第三部 既刊5巻 作画:波野涼
第四部 既刊5巻 作画:勝木光(ベイビーステップの作者)

アニメ
第1期~3期まで放送済

どっぷりハマりたい方は小説から、
軽く読んでみたい方は漫画から読むのをお勧めします。

私の場合は漫画きっかけでハマりましたが、漫画が完結していないため
小説に移行して小説既刊30巻を3ヶ月で読みつくしました。

おすすめポイント5つ

読者を飽きさせない展開

これだけの巻数が出ていますが、
主人公とその周りの状況が目まぐるしく変わっていき
読んでいて飽きることがありません

最初は本も紙もない状況でイチから本を作ろうという努力し、
ついに「その時歴史が動いた」瞬間を見たかと思えば突然の戦闘シーン
日常シーンが続くかと思えば事件が起きて事態が一変

そのように主人公の周りの環境はどんどん変わるものの、
本が読みたいという主人公の軸は最初から最後までブレることがない、という対比も際立ちます。

また、いわゆるご都合主義の展開はありません
主人公の努力で何でもうまくいくのではなく、何度か挫折をします。
思わぬ方向から壁にぶち当たったりと妙なリアル感があり、それが余計に引き込まれます。

設定が深く作りこまれている

世界観、人物像、伏線など全てにおいて深く作りこまれています。

世界観

中世のヨーロッパを思わせるような世界であり、
領地と王族、そして平民、神殿、貴族といった身分関係があります。
しかし、それぞれの環境、関係性、考え方がこちらの世界と似ているようで実は違っています
主人公もそれを理解しているつもりではいたものの、
全く異なる価値観であることに何度も打ちのめされます。

また、魔力があるファンタジー要素もありますが、
この世界での常識の範囲がきちんと決まっているので
それを超える出来事が起きると作中の人物も驚きます。

特に印象に残っているシーンがあります。
日本から転生した主人公は魔術の一つひとつに驚いていたのですが、
とある不思議な出来事が起きた時に
ファンタジーな世界だからと大して驚きもせず受け入れたのです。

その一方で、他のキャラクター達は常識外の出来事に非常に驚き
主人公が驚かず受け入れていることに疑問を抱いていました。

何でもありのファンタジー世界ではないというところが良いですね。

人物像

魅力的なキャラクターが多く、実際に存在しているかのような錯覚を覚えます。

それはそれぞれのキャラクターが主人公と出会うずっと前から、
どのように考え生きてきたのか
という設定がきちんとあるからだと思います。

また、物語が進み主人公との接点が少なくなったキャラクターも、
それぞれの人生をしっかり生きていることもしっかり描かれています。
主人公視点で物語が進み、年単位で時が流れていきますが、
生まれたばかりの赤子が仕事ができる年齢にまで成長し、主人公と再会するシーンは
作者の計算力に脱帽しました。

主人公の考えや行動に影響されるキャラクターもいますが、
主人公以外のキャラクター同士が影響しあっているのか、
物語が進むと心や体、関係性も変わっていく姿が描かれています。

物語が進むにつれ、覚えきれないと思うほど多くのキャラクターが登場しますが、
読み進めていくと不思議と覚えてしまっているのは、
それぞれのキャラクターの人物像が細やかに設定されているからではないでしょうか。

伏線

分かりやすい伏線回収もありますが、
あれが伏線だったとは、と驚かされる内容もあります。
綺麗に伏線回収されるととても気持ちが良いです。

知識やスキルの勉強になる

知識

本や紙を作るための世界三大文明の技術(パピルス、粘土、木簡)や印刷技術
環境向上のためのシャンプー、料理、髪飾りを作る技術など様々な知識が出てくるので、
読んでいるだけで勉強になります

また、研究は挑戦と失敗の繰り返しということもわかります。

商人スキル

物を作って売るだけではなく、アイディアやノウハウを売るという手法
交渉前に出来る限りの情報を集め、交渉材料にするテクニックが学べます

指導スキル

自分が動くのではなく、部下を動かす指示の仕方
子供の教育方法としての集団での競争、飽きさせない工夫、褒めることの大切さなど、
部下や子供の教育などの指導スキルを学べます

社交力

情報収集や根回しの大切さ
周りの環境によって受ける影響の大きさ、
相手の意図を読み間違えると大きな失敗に繋がるという教訓が学べます

交渉スキル

守りたいものがある場合は相手より弱い立場であったとしても
ハッキリ意思表明することの大切さを学べます

このように、読んでいるだけで多くのことを学ぶことができます。
これを読むと娯楽としてだけではなく、
実際に自分が生きていくうえで大切なことを教わった気がします。

守備範囲が広い

貴族院での学生生活、仕事、社交、交渉などの社会活動様々な家族の形が描かれており、
学生、社会人、家庭持ち、どの視点からも興味深いものがあります。

また、異世界転生設定、魔力や魔術、素材集めの際の魔獣退治、
領や国同士の関係
などのファンタジー要素があるため、
異世界転生もの、ファンタジー、ハリーポッター、モンスターハンター、十二国記
好みであればハマる要素が散りばめられています。

その他にも家庭の知恵、料理やレストラン、絵描き、楽器演奏者、本好きがうなる要素もあります。

イラストが綺麗

小説の表紙や挿絵を椎名優さんが担当しています。
全ての小説の巻頭に完成度が高いイラストがあり、
今回はどのような展開なのか興味をそそられます。

また、単行本の背表紙の色が毎回違うので、
本棚に並べるととても鮮やかです。

イマイチポイント5つ

主人公の性格

私はそれほど気にならなかったのですが、
特に序盤、主人公の性格が自己中でワガママすぎるという感想があるようです。

主人公は本に熱中すると周りが見えなくなるという設定と、
転生前は大学生だけれど、
転生後は前世の知識だけ受け継いだ身も心も5歳だという設定を理解すれば
それほど気にならないと思います。

登場人物の多さ

物語が進んでいくと登場人物が尋常ではないくらい増えていきます。

ただ、単行本の最初の方に必ず人物紹介があるので、
途中でこの人誰だっけと思っても人物紹介ページを確認することで
問題なく読み進めることができます。

熱中しやすい

一度ハマると先が気になりすぎて他のことに手がつかないことがあります。
受験生や試験を控えている人は、
時間に余裕がある状態になってから読み始めるようにしましょう。

アニメの作画

小説や漫画イラストとアニメ作画の雰囲気は結構違います
私は小説や漫画イラストの雰囲気が好みだったのでアニメは未視聴です。
ただ、アニメは1期~3期まで放送しているため、人気のようです。

特に作画が気にならない方はアニメもどうぞ。
Netflix、Amazonプライムビデオ、U-NEXT、Huluなどで視聴可能なようです。

長期連載のため買うのが大変

現在本編だけで31巻まで販売中です。
書店でのまとめ買いは現実的に持ち帰るのが困難です。
1冊か複数ずつ購入するか、ネット通販で購入が良いでしょう。

また、全て購入すると金銭的に結構な出費です。
私自身は買って良かったと満足していますが、
ハマるかどうか不安な方もいると思います。

私もそうでしたが、最初はLINE漫画で無料で読める部分を読んで、
面白ければ小説か漫画を購入することをお勧めします。

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おススメのベストシーン紹介

既刊30巻の中から、私が読んで興奮&感動したシーンを紹介します。

第一部 兵士の娘Ⅲ 『家族会議』『決着』

Amazon.co.jp: 本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘III」 (TOブックスラノベ) 電子書籍: 香月美夜, 椎名優: Kindleストア
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・単純な、本を作ろうほのぼの物語ではないと分かったシーンです。

手に汗を握る展開でここから一気に最終ページまで読んでしまいました。

第二部 神殿の巫女見習いⅡ 『トロンベ討伐』『エピローグ』

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・この作品でアクションシーンがあることに驚いたシーンです。
そして今読み返して思い出したけどここにも伏線がありました。

異世界転生もので滅多にない展開があり感激したシーンです。
同じ転生者ではないのにこんな形で理解してもらえるのはとても嬉しいです。

第二部 神殿の巫女見習いⅣ 『他領の貴族』『決別』

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・ほっと安心したのもつかの間、全然終わっていなかった劇的展開
「待たせたな」のタイミングが悪すぎて、逆にリアルで好き。

・劇的展開が終わってからの急すぎる別れ。この先の展開を知っていても泣けました。

第三部 領主の養女Ⅱ 『入れ替わり生活』『ユストクスの下町潜入大作戦』

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育成計画が興味深く、主人公と周りの人間がどれだけ努力しているのかが際立つシーン。

・まさかの伏線回収の連続にテンション爆上がりしました。

第四部 貴族院の自称図書委員Ⅲ 『わたしが帰る場所』『約束』『時の流れと新しい約束』

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・当初と状況が変わったことに伴い、変化を受け入れざるを得ない心情に涙。

主人公以外の人物視点での変化を受け入れざるを得ない心情と友情に涙。

第五部 女神の化身Ⅷ 『フェルディナンドの救出』『遊び場』

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・ずっとハラハラしていた安否が判明するシーン。この二人の関係性が好きです。

・主人公と主要キャラクターが苦境を乗り越えた後に、二人の望みが詰まった夢を描くシーン。
この二人なら実現出来るんじゃないかと読んでて最高に興奮した。

他にも、もっと紹介したいシーンがたくさんあるほど魅力的なシーンがいっぱいです。

まとめ

『本好きの下克上』は
・物語の展開
・細かい設定
・読むだけで勉強になる
・本筋ではない要素も楽しめる
・小説や漫画のイラストが綺麗

といった点で充実しており、私が人生で一番オススメする作品です。

ただし、一度ハマると抜け出せない危険性があるため、
受験前や試験前には読まないようにしましょう。

この記事を読んで少し興味が出てきたけど一歩踏み出しにくいという方は
漫画から入るのを提案します。

それでは私は早速、本日購入した最新作を読みたいと思います。

「本好きの下克上」に興味を持つ人が少しでも増えますよう祈りをこめて

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