先日1歳の誕生日を迎えた息子ですが、
離乳食にくわえてフォローアップミルクも飲ませています。
粉ミルク育児をしていたため、
「粉ミルクの缶には1歳ころまでって書いてあるけれど、
1歳を過ぎて粉ミルクを飲ませても大丈夫?」
「フォローアップミルクって粉ミルクとは違うの?」
という疑問がありました。
今回は
・粉ミルクの卒業タイミング
・フォローアップミルク
について調べ、分かったことをまとめてみました。
・1歳前後で粉ミルクをあげている
・フォローアップミルクについて調べ始めた
・離乳食を食べず、栄養不足で悩んでいる
こんな方の参考になれば嬉しいです。
粉ミルクは1歳を過ぎてから飲ませても大丈夫
結論として、1歳を過ぎても粉ミルクを飲ませても大丈夫です。
ただ、さまざまな理由から1歳を過ぎたら粉ミルク以外のものに移行しましょうと
推奨されているようです。
粉ミルクを卒業すべき3つの理由
離乳食を進めるため
子供にとって離乳食を食べるより粉ミルクを飲む方が楽です。
食べさせる側としても、嫌がったり飽きたりする子に離乳食を食べさせるより、
簡単に飲ませることができる粉ミルクをあげる方が楽ですよね。
しかし、離乳食を食べることは栄養面だけではなく口内の発達を促すため、
発語にも関係すると言われています。
あまり離乳食を食べない、栄養面が心配ということであれば、
後述のフォローアップミルクを検討しましょう。
栄養過多
一般的には1歳~1歳半頃には離乳食は完了すると言われています。
離乳食が終われば次第に大人と同じような食事をとるようになっていきます。
食事だけで栄養が取れるようになっているのにも関わらず
粉ミルクを飲み続けると栄養過多となってしまいます。
虫歯リスク
粉ミルクを哺乳瓶で飲み続けると虫歯になるリスクもあるようです。
どうしても飲ませたいのであれば、
・哺乳瓶ではなくコップで飲ませる
・飲んだ後に歯みがきをする
といったような対策をした方がよいでしょう。
番外編:金銭的な理由
同じメーカー同士の粉ミルクとフォローアップミルクを比べると
フォローアップミルクの方が値段が安いです。
(参考:価格ドットコム値段比較)
・明治の粉ミルク(ほほえみ)1缶2,280円~
・明治のフォローアップミルク(ステップ)1缶1,705円~
1歳を過ぎて粉ミルクを飲ませ続けるより、
フォローアップミルクに移行した方が経済的にも安心です。
粉ミルクとフォローアップミルクは全くの別物
粉ミルクとフォローアップミルクは
名前や見た目が似ているので同じようなものと思いがちですが、
使用用途や栄養が全く異なります。
粉ミルクとは
粉ミルク(乳幼児用調整粉乳)とは、
母乳の代わりに与えるものとして、
母乳と似たような成分で作られています。
対象年齢:新生児~1歳頃
フォローアップミルクとは
フォローアップミルクとは、
牛乳の代用品として開発された食品です。
対象年齢:9か月頃~3歳頃
フォローアップミルクは粉ミルクの代用品ではない
混同しやすいのですが、
フォローアップミルクは粉ミルクの代用品ではありません。
ただ、フォローアップミルクが9か月頃~3歳頃が対象なので
母乳や粉ミルクを卒乳したらフォローアップミルクに移行するという場合も多いです。
ただ、完全栄養食品である粉ミルクと違い、あくまで栄養補助食品としての位置づけのため、
食事でしっかり栄養を摂れていればフォローアップミルクは必要ありません。
どんな時にフォローアップミルクが必要なのか
フォローアップミルクのターゲットは
9か月頃~3歳までの栄養不足が心配な子供です。
フォローアップミルクで有名な「明治ステップ」の紹介文にはこのように記載されています。
「1歳~3歳頃の幼児期に不足しがちな鉄やカルシウムを摂取可能
(明治ホームページhttps://www.meiji.co.jp/baby/step/howto/より引用)
お子さまの発育に大切なDHA、腸内のビフィズス菌に届くフラクトオリゴ糖、
食事では摂りにくいビタミンをまとめてサポートします」
昨日の私の記事にも書きましたが、
1歳~3歳頃は離乳食拒否や好き嫌い、食べムラなどで栄養が不足しがちです。
育ち盛りの子供なのに栄養が不足して成長に影響があるのは心配ですよね。
特に子供の成長に欠かせない鉄分、カルシウム、ビタミンが摂れるフォローアップミルクは
とても魅力的な商品だと思います。
ですが、飲料として与えるのに抵抗がある方もいると思います。
フォローアップミルクは料理に混ぜて使うこともできるので
お子さんが好きな料理に入れて栄養をサポートしてあげるのも方法の一つです。
牛乳を飲んでいればフォローアップミルクは不要か
もともとフォローアップミルクは牛乳の代用品として作られた食品です。
それでは牛乳好きな子はフォローアップミルクを飲む必要はないのでしょうか。
フォローアップミルク(明治ステップ)と牛乳の栄養を比較してみましょう。
カルシウムやビタミンB₂は牛乳を飲むことで摂れますが
それ以外の栄養は明治ステップの方が優れていることが分かります。
牛乳が嫌いな子はもちろん、牛乳が好きな子も
料理などに混ぜて与えると栄養面で良さそうですね。
フォローアップミルクを使った料理
明治の栄養満点レシピにフォローアップミルクを使った料理レシピが載っています。
毎日のご飯作りに悩む時もこういうレシピがあれば参考になり嬉しいですね。
(まとめ)1歳を過ぎたらミルク育児はどうすべきか
1歳を過ぎても、まだ自宅に残っている粉ミルクがあれば飲ませても大丈夫です。
ただ、離乳食の進み具合や食べ具合の様子を見て、
卒乳やフォローアップミルクへの切り替えをしていくことをお勧めします。
我が家では離乳食を嫌がらずに食べるようになったものの、
鉄分、カルシウム、ビタミンが摂れるフォローアップミルクに魅力を感じたので
離乳食をメインとしつつもフォローアップミルクを飲ませていこうと思います。
また、食後の歯みがきも忘れがちなので気をつけようと改めて思いました。
今回の記事が、
子育て中の保護者の方の参考になれば嬉しいです。
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